色の心理学:色と性格
色彩心理学について
私自身は、高校時代美術部で活動していました。実績もいくつか積んで、高校二年生の時には県内では作品を描いて高校文化祭で4位を受賞し、高校3年生のときには全国に行きました。
高校2年生の時にはシンガポールとマレーシアに行ってミレニア学校というところで芸術について学ばせてもらいました。
そのような経験から、芸術について、そのなかでも特に色についてはかなりの知識をもつことができました。
そこで今回は日常生活に役立つ「色彩心理学」ということで、みなさんに日常生活で役に立てる色の心理学について話していけたらいいなと思います。
勉強机にペン立てを置くなら何色?
色彩心理学というのは、文字通り色に関する心理学のことです。その中でも今回は色と性格の関わりについて中心に取り上げていきたいと思います。
そこで,まず色彩理論について知るために,みなさんに色の心理学に関する問題を出したいと思います。
Q もしあなたが勉強机にペン立てを置くなら何色がいいと思いますか。
A 紫。高貴な色だと感じるからです。
A 黒。黒以外だと汚れるからです。
A 私も黒ですね。
では回答です。
勉強机にモノを置くなら,…水色が最適です。なぜなら,「水色には,集中力を高め,体感時間を短くする効果がある」からです。机に向かって集中するだけではなく,60分を45分くらいに感じたりするので,勉強が思った以上に進みます。
色が心に与える効果
こうした色が心に与える影響は色彩心理学として理論化されています。
たとえば,赤色は闘争心をかき立てる色。黄色は注意力を喚起する色。水色にはリラックス効果がある色などです。
ですから,勉強机に赤色のペン立てを置くのは最悪で,赤の持つ心理効果によって思考力,考える力が低下してしまうことがわかっています。
なのでできるだけ赤系のものは勉強部屋には置かない方がいいと思います。
逆に赤を使って「成果」が上がるのは,運動をしたりとか恋愛をしたりとか,そういった感情を優先する必要性のある場面だけです。
確かにスポーツとか恋愛とかなら,考える力をなくしたほうがうまくいく場合が多いのかなと思います。
こんな感じで私たちは,無意識のうちに色によって誘導されているわけですが,逆に考えれば,色が与える効果を知っているだけで,自分をうまく誘導することができます。
あなたの好きな色、嫌いな色は?
そこでみなさんが好きな色,嫌いな色から,色が無意識に与えている影響だとか心の状態について皆さんと一緒に考えていけたらいいなと思います。実はみなさんが好きな色,嫌いな色からその人の心の状態というのがだいたい分かったりします。
この11個の中だったら自分は何色が特に好きなのか。逆に嫌いなら色があるとしたらどれなのか。
もし好きな色や嫌いな色が2つ以上あるのなら1つに限定しなくても構いません。
当てはまらなければ、水色なら青、黄緑なら緑など、できるだけ近い色を選んでください。
それでは選んだ色から分かるあなたの性格を紹介したいと思います。
選んだ色で分かるあなたの性格11選
黒
黒が好きな人
黒が好きな人は、大きくわけて2種類に分けられます。
それは「黒を使いこなせている人」と「黒に逃げている人」です。
黒を使いこなせている人は、黒をまとうことで知的な生活を送りたいと思っている人が多いです。
実際、洗練された生活を送っている人はたくさんいます。
一方で黒に逃げている人は、人の目を気にするタイプです。
例えば、服を選ぶ時にも、無難でお洒落に見える黒に逃げる傾向があります。
それから黒が好きな人はナルシストな傾向があります。
つまり黒は自分に自信を持っている方が好む色です。
ただ不思議なことに、黒が好きな人は小さいころから黒が好きでしたという人はあまりいません。
何かをきっかけに黒を好きになる人が圧倒的に多いです。
そのため、自分は黒が好きになったんだろうと見つめ直してみると、自分の性格が変わったきっかけを知ることもできます。
ちなみに黒が好きな人は、恋愛運に恵まれない傾向があります。
仮に好きな人ができたとしても、進展しなかったり、進展したとしても最終的におわってしまうことが多いです。
黒好きな人へのアドバイス
黒色は性質として、例えば黒色の服で自分をまとってしまうと、周りから見て近寄りにくいなと感じてしまう色です。
だから好きな人ができた時などは、できるだけ明るい色を身につけるようにしたほうがいいですね。
具体的には、清潔感を表す白、または相手の交感神経に訴える赤色を着ると効果的です。
黒が嫌いな人
黒が嫌いな人は、黒に対して絶望的だとか、不幸や不安を表すものとイメージする傾向にある人が多いです。
黒に対しネガティブなイメージを持つ人は、黒が嫌いになりやすい傾向にあります。
白
白が好きな人
白が好きな人は、一言でいうと完璧主義者です。
仕事でも恋愛でも高い理想や目標を持っている人が多いので、大部分がまじめで努力家なタイプです。
もし白が好きで自分は努力家ではない気がするという人がいたら、この場合は白にあこがれている人です。
服を買う時も、白色の服を買うパターンが多いのはそのためです。
それから白が好きな人は注目を集めたいという気持ちがありますが、目立ちたがりではありません。
どっちかというと相手の心に残りたい人が多いかなという感じです。
あと白が好きな人は寂しがりやな人が多いですね。そうでなければ、孤独を演じるのが好きなタイプです。
ちなみに白好きの多くは心の優しい方が多いので、家族思いの人でもあります。
美術の時間で絵の具を使ったころを思い出してほしいのですが、白の絵具が一番消費が激しかったですよね。
これは白という色が一番まわりの色に影響されやすいという性質をもっているので、結果的にたくさんの量を使わないといけないからです。
これは白好きな方も同じで、幸か不幸か周りの人や環境から影響を受けやすい性質を持っています。
白好きな人へのアドバイス
白好きな人は、いろんな色の服を着てみましょう。
白色が好きな人は周りから感化されやすいタイプです。
そのため、何かの色に感化されて、新しい自分を発見したり、他に好きな色ができたりする可能性があります。
白が嫌いな人
基本的に白が嫌いな人はいないのでデータが少ないのですが、1つ分かっているのは、白が嫌いな人は偽善者が嫌いだということです。
見る人から見れば、
・この人は周りが見ているときしか優しくしないな
・美人とかイケメンとかの前とだと態度が違うな
・上司の前でしか一生懸命働いていないな
などといった裏の部分が透けて見えてしまいます。
そういう観察力のある人は、白が嫌いになるのかもしれないですね。
グレイ
グレイが好きな人
グレイが好きな人は、自分が前に出て活躍するよりも、相手を支えて、遠慮気味に相手を引き立てようとするタイプです。
グレイ自体にも、まわりの色を引き立てる力があります。
あと波乱万丈な人生よりも、いつも穏やかな生活を送りたい人が多いですね。
だから若い人はあまりグレイは好まない傾向にあります。
どっちかというと、年を重ねた人の方が好む傾向にある色です。
一方でグレイが好きな人は、優柔不断で勇気がない人が多いという側面もあります。
グレイが好きな人へのアドバイス
勇気を出すことが必要な場面では、落ち着いたイメージからオシャレなイメージへと変えていくのがいいと思います。
例えば、グレイと相性のいい紫色やピンクと配色をあわせると効果的です。
グレイだけだと消極的になりやすいのですが、他の色と組み合わせることで積極的に行動することができるようになります。
グレイが嫌いな人
グレイが嫌いな人は、単調な毎日が嫌いな方です。
今日も明日も明後日も、1年後も10年後も同じ生活を送っているな。つまらないなと思っている人。
実際、単調な作業の仕事は人は耐えられない傾向にあるので、グレイが嫌いな人は多いかもしれません。
また、学校や事務作業、そうした閉鎖的な空間で働いている人は比較的グレイが嫌いになる確率が高くなります。
赤が好きな人
赤色が好きな人
赤色は男女関係なく好まれる色とされています。特に外交的な性格の人は、赤を好む傾向があります。
赤が好きな人は見た目の通り活動的で行動力があります。また、運動神経もあります。
赤色が好きな人は考えて行動するというよりは、感情で行動するタイプなので、特に恋愛問題でもめやすいところもあります。
赤色が好きな人へのアドバイス
赤色が好きな人は、気持ちが移り変わりやすいところがあります。
感情的になると、つい相手に失礼な言葉を言ったりするなどの態度をとってしまいがちです。
そのため、もう少し淡い色の赤、例えばワインレッドとか赤紫や、落ち着いた感じの赤色も使うようにするといいと思います。
色というのは、無意識に人の心に影響を与えるものです。そのため、色の効果を上手にコントロールできるようになるのが理想です。
赤が嫌いな人
赤を嫌う人は、欲求不満の人が多いです。
たとえば自分が以前から抱いていた夢を何かをきっかけにして失ったり、続けたい習慣が気持ちとは裏腹にうまくいかなかったときに、人は赤を嫌いになってしまうことがあります。
どうしてあの頃自分は赤が嫌いになったのかなって考えてみると、原因が分かるかもしれません。
ピンク
ピンクが好きな人
ピンク色が好きだという人は、裕福な家庭で育った可能性が高い人です。
ピンクを好む人の多くは穏やかで平和主義者でもあります。ピンクは優しい色なので、女性に好まれる傾向があります。
性格の優しい人が好む一方で、傷つきやすい面ももっています。他人に依存してしまうタイプでもあります。
あと妄想するのが好きな人でもあります。
ちなみにピンクは、異性にモテたい人が選ぶ色でもあります。
もしピンクを着ている人がいたら、私は恋をしたいなというサインでもあるので、もしピンク色が好きな人が好きな人で興味があるなら話しかけるといいと思います。
ピンクが好きな人へのアドバイス
ピンク好きな人は、何かをしたいという欲求はあるんですけど、なかなか行動に移すのが苦手なところがあります。
そんなときは、赤色の服を着るといいです。
私たちは、色によって私たちは無意識に影響力を受けます。そのためピンクを着ているときよりも自然と積極的になることができます。
ピンクが嫌いな人
これは裕福な家庭で育ったピンク色好きな方と対照的です。
つまり生活面で苦労している人にピンク嫌いが多い傾向があります。
ちなみに、黒が好きな人は比較的ピンクが嫌いになる傾向がみられます。
青
青色が好きな人
青を好む人というのは、礼儀正しくて謙虚な人が多いです。
性格は慎重で計画的、あと規律を守る傾向にあります。
青の中でも水色のような明るい青を好む場合は、芸術肌で自分の考えとかを自由に表現するのが得意な人が多いです。
ピンク色ほどではないですが、ロマンチストなところもあります。
逆に青の中でも紺色、ネイビーのような濃い青を好む人は、知的で人の上に立つ人に好まれる色です。
男性の場合は起業家や教育者が多いです。
女性の場合は仕事に生きがいを感じている人が多いですね。
青が好きな人の弱点としては、自分の考えを曲げない頑固な所があることです。
後輩や年下には優しいですが、上司や年上にはあまり強く意見をいうのができないタイプでもあります。
青色が好きな人へのアドバイス
そんな青色が好きな人へのアドバイスですが、青は直観力や決断力、探求心などを刺激する色なので、仕事などに使うと効果的です。
信頼とか安心感とか、あと調和の色でもあるので、クレーム対応の時も効果的です。
そういう時に青を使いこなすと、もっと青色が好きになるのかなと思います。
ちなみに寝る前には青系の服に着替えて寝るようにするといいですね。
青色の服で寝ると副交感神経から心をリラックスさせるセロトニンという物質が出されるので、不眠の人には効果的だからです。
青が嫌いな人
青色は日本人が一番好む色なので青色が嫌いですという人はあまりいません。
ただ、今の時点で青色が嫌いですという方は、人生に疲れ切っている方とか、最近大きな失敗をした人とかに嫌いになる傾向があります。
黄
黄色が好きな人
黄色が好きな人は、好奇心や探求心が旺盛な方が多いです。
グループの中心人物でもあるし、理想主義者でビジネスのセンスもあります。
ただ新しいもの好きなので、飽きっぽくて1つのことを長く続けるのを苦手とします。
ちなみに黄色は白と同じくらい子どもに好まれる色で、愛情を求める色でもあります。
だから大人で黄色が好きだという人は、上手に子供の遊び心も持ち合わせている人になります。
また、黄色が好きな人は、とにかく自由な行動をとりたがる傾向があります。
ただ同じ黄色でもクリーム色のような淡い色の黄色が好きな人は、逆に精神的に安定していてバランス感覚にも優れています。
黄色が好きな人へのアドバイス
黄色という色はかなり目立つ色なので、あまりたくさん使い過ぎないようにしたほうがいいですね。
ファッションにしても、インテリアにしても、ワンポイントにおさえるとか、他の色と組みあわせて使ってほしい色です。
あと勉強とかで短期的に集中したい場合は黄色は効果的ですが、長時間やると気が散るのでこういうのもうまく使い合わせてほしいなとおもいます。
ちなみに、黄色は子供が無意識に好む色のため、ピカチュウやアンパンマン、ドラえもんなどの子供向けのキャラクターには黄色が使われていたりします。
黄色が嫌いな人
このタイプは保守的な性格の人が嫌う傾向にあります。
ことわざでいう石橋と叩くタイプの人とかがそうですね。
あと知識に対してコンプレックスを持っている人も黄色を嫌う傾向があります。
緑
緑色が好きな人
緑色は最もリラックスや安心感の効果を与える色として有名な色です。
そのため緑が好きな人は、中立的な関係を築いたり、周りとの調和を図る力に長けている所があります。
一方で人を心のどこかで信用していないところがあります。
人が嫌いというわけではないですが、人よりは動物とか自然に囲まれた生活が好きなタイプです。
性格はどっちかというと受け身なタイプで、好奇心はあるのに誘われていくということが不思議と多いところがあります。
あと繊細で思慮深いので、緑が好きな人は洞察力に長けている部分もあります。
ただ、運動よりは食べることが好きな人でもあるので、ちょっと健康的な体形の方が多いかもしれません。
黄緑が好きなタイプなら緑色が好きな人よりも社交的でやさしいところがあります。
逆に深緑、濃い緑色が好きな人は、人格が完成していたり、性格も温厚な方が多いです。
緑色が好きな人へのアドバイス
将来に対して明確な目標を持っていないとか、最近優柔不断だなと感じた時は、洞察力をつけるためにグリーン系の服を好んで着るのが良いですね。
特に将来に対して不安を感じた時は、緑色だけではなくて、オレンジとか黄色の小物をもつことで中和されるので、そういうふうにバランスを取るのが理想です。
緑色が嫌いな人
緑色が嫌いな人というのは、常に集団の中で孤独を感じてしまう人が嫌いになりやすい傾向にあります。
ちなみに緑色が持っている穏やかな感じ、いかにも中立的な色の感じが嫌いな人も緑色を嫌う傾向があります。
なぜ緑色なのに青信号?
Q ちなみに緑色について、みなさん一度は疑問に抱いたことがあるかもしれませんが、信号はなぜ緑色なのに青信号と呼ぶのでしょう。ちょっと考えてみてください。
A 青色の光がつくれなかったから。
A 先ほどの話からいえば,緑色は繊細で思慮深い。心を落ち着かせるため。
A 赤信号の反対だから。
交通に使う信号機というのは、グローバルな規模で「赤・黄・緑」と決まっています。
信号機が初めて日本に登場した昭和5年には緑色信号と呼ばれていましたが,一般の人々とか新聞社が青信号と呼んでしまったので,青信号と呼ばれるようになりました。
最近では青信号なのに緑色じゃないかというクレームが多いらしいので青に近い青信号も増えているみたいです笑
なぜ緑色なのに青りんご?
Q では青りんごの場合はどうでしょうか。緑色なのに,なぜ青りんごと呼ばれているのか。これもちょっと考えてみてください。
A 青いというのは、未熟という意味があるから。
A 緑を青といったからではないか。
A 蒙古斑ってありますよね。赤ちゃんのお尻によくついてるあれ。その未熟から来ているのではないでしょうか。
答えは,昔の日本人は青も緑色もすべて青色として認識していたからです。
青野菜とか青白いとか呼ばれるのも,その名残ですね。
オレンジ
オレンジ色が好きな人
オレンジが好きな方は見た目の色がイメージするように行動力があって、元気があります。
あと頭の回転が速くて社交的な方が多いところがあります。
結婚に興味がない方が多いのもこのタイプです。
競争心が強くて負けず嫌いな所もあります。喜怒哀楽も激しいです。
大勢の前に立つと無理してまで場を盛り上げようとする傾向があります。
あとデザインとか色彩に関してセンスがある方が多いので、仕事でいえばデザイナーとか建築家とか、あと多くの人を相手にするサービス業とか向いています。
オレンジが好きな人へのアドバイス
オレンジ色は気分が高揚しやすい色でもあるので、ワンポイントで赤とか黄色とか、逆にそういう色を使うと気分が安定したりします。
思うようにいかないとか、欲求不満になったときはピーチとか優しい色のオレンジ色を使うと精神的にリラックスができます。
オレンジ色が嫌いな人
オレンジ色が好きな人は活発的な人が多いです。
逆にいうと、家の中で本を読むようなタイプの人は嫌いになりやすい傾向にあります。
なぜトンネルの光はオレンジ?
Q こちらも余談なんですが、なぜトンネルはオレンジ色が多く使われるのかみなさんご存知ですか。
A 対向車がよく見えるから」
A 青色の方が落ち着きそうですけどね。冷静に判断しようとするので。
正解はですね,白色の光に比べて,オレンジ色の光の方が遠くまで届くからです。
けっこう身近なところで色の効果が使われているんですよね。
紫
紫が好きな人
絵を描いたことのある人は分かるかもしれませんが、紫色はとても難しい色です。
それは組み合わせている色が対照的だからです。
紫は積極的な赤と冷静な青を混ぜて作られます。そのため紫を好む人の心は非常に複雑です。
だから不思議な人が多いですね。
紫が好きな人は一般的に感受性が豊かな人が好む傾向があるので、芸術家に多く見られます。
あと他人をあんまり信用しないところもあります。
歴史的に見ても紫は高貴な色とされていますので、日本で最初に人の序列を定めた冠位十二階も、紫色は一番位の高い色として決められています。
だから自分は高貴な人であると思われたいと感じて好きになる人もいます。
茶色
茶色が好きな人
茶色が好きな人は、責任感が強くて、安定感のある落ち着いた人が好む傾向があります。
社長や政治家など、そういう人たちが好みそうな色のタイプといえます。
あと茶色が好きな人は社交的な人が多いですね。
また、「この人がいないとどこかしっくりこないな」とか、「物足りないな」と思われるような人物なので、周りからは好かれる人物であるといえると思います。
ちなみに、秋の季節では秋のカラーである茶色系の服を着るとかなり雰囲気がでます。
もし休日に出かける時に行くときに着る服に迷っている人がいたら、茶色系の服を選ぶといいですね。
まとめ
まとめに入ります。
好きな色は常に変化していきます。
だいたい高校や大学、社会に出た時や転職した時とか、そういう環境の変化、あるいは性格の変化によって色の好みというのは変化していきます。
私たちが小さい頃は、大半が黄色や白色に反応します。
それ以降は、色の好みが個人によってはっきり分かれていきます。
例えば、子供の時は黄色が好きだったけど、社会に出ていろんな人と交友するなかで茶色が好きなったりなどです。
そういった色の好みは環境の変化や性格の変化が大きいといえます。
基本的に青色が好きなら次は水色にとか、赤色が好きなら次はオレンジとか、似たような色の変化が多いですね。
ですが、好きな色が白から黒に変化したり、赤から緑に変化したりすることも珍しくありません。
それは性格が変化したというよりは、変化を求めようとする心の動きがあったからというのが自然です。
だから色の好みというのは、自分の心の状態を移す鏡のようなものであるといえます。
もし自分の歴史的な背景や環境とか、心の変化や成長を知りたくなったら、こんな感じで色々と分析してみると面白いと思います。
質疑応答・感想など
Q 好きな色が2つある場合はどう考えたらいいですか。例えば緑色と紫色が好きな人とか。
A 緑色と紫色の両方の要素を持っているということになります。
具体的にいうと,周りから不思議に思われる思慮深いタイプということになります。
Q 周りに幸せな人であるというイメージを与えたい場合は何色が適切ですか。
A ピンク色がいいですね。周りに幸せであるというイメージを与える色です。
ある研究で、刑務所の壁の色をピンク色にしたら、喧嘩が減ったという例があります笑
【参考】
・ポーポー・ポロダクション『マンガでわかる色のおもしろ心理学1』
・ポーポー・ポロダクション『マンガでわかる色のおもしろ心理学2』
・メンタリストDaiGo『自分を操る超集中力』
・木村 昌幹『脳と心の秘密がわかる本』
・竹内一郎『人は見た目が9割』
2022/02/04
選んだ色で分かるあなたの性格11選
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