本の紹介
今回私が紹介するのは『泣き虫しょったんの奇跡』という本です。
著者は瀬川晶司さんという人です。
この方は35歳のプロ棋士となった遅咲きの人。
もともと瀬川さんはシステムエンジニアとして働いていました。
通常プロの棋士の世界では、26歳までに4段を取らないといけない。
当時瀬川さんはすでにプロの棋士になれる年齢を超えているけど、プロにできる道をつくれないかということで、周りの協力でプロの道をかなえたというそういうお話ですね。
本を読んでの感想
私はこの本を読んで、仮に年齢によって道を断たれることがあってもあきらめずに別の道を歩むにしても、それによって協力する人が現れて道を開ける場合もあるんだなと知って、とても希望のもてる話だなと感じました。
興味があれば読んでみてもらえたらなと感じました。
質疑応答・感想など
Q プロと対戦したのは何歳の時ですか
A 瀬川さんがプロ棋士と対戦したのは31歳か32歳くらいだったと思います。
瀬川さんがプロになったのは35歳です。
Q 通常プロ棋士になるには26歳までに勝たないといけないけど、周りの協力で猶予がでたんですね。
A 普通アマチュアとプロではアマチュアはプロに勝てない。でもこの方はプロに勝ったんですよ。
瀬川さんはもともとプロを目指していたというのもあって、将棋で顔の利く人もいたんですよね。そういうのも理由としてあったと思うんですよね。
Q いまも瀬川さんはプロなんですか。
A たしか6段とか7段くらいだったと思います。
現在は40歳を超えてたんじゃないかな。
Q 途中社会に出たんですか。
A システムエンジニアとして一時期働いていました。
Q システムエンジニアの経験を将棋に活かすことができたんですか
A 仕事関係って関わった方々は、職場の人間関係というのは支えになっていたそうです。
なので職場での経験は活きているとは思うんですね。
Q 将棋の世界でプロ棋士になるにあたって、最も障害となるのは年齢と考えてもいいですか。
A 年齢ですね。プロになるにはたくさんの資金が必要になると聞いています。
年齢に制限を設けないと、いつまでたってもお金がかかってしまう。だから年齢制限を設けた。
2022/02/26
・瀬川晶司 『泣き虫しょったんの奇跡』
コメント